骨の構造002(「骨質」のサワリ) [cuerpo humano]
○骨質
(1)緻密質 : 骨層板で出来た堅固な組織
(2)海綿質 : スポンジ状の骨梁(骨小柱)
<骨の構成要素>
(1)骨膜 : 骨の表面を覆う密な線維性結合組織 ← 前回、出て来た!
<線維性結合組織の、種類・量・密度・配列による分類>
1.疎性結合組織
2.密性結合組織 ← この部分!
3.脂肪組織 : 皮下脂肪など
4.弾性組織 : 肉眼的に黄色に見える、脊椎黄色靭帯など
5.膠様線維 : 臍帯など
6.細網組織 : 骨髄やリンパ節など
*3~6は特定の場所に存在
(2)軟骨質 : 関節面と骨端線(成長線)とに見られる
(3)骨質 : 緻密質と海綿質とがある ← コレ!!
(4)骨髄 : 造血機能を持つ細網組織 ← (1)参照
上記の「骨質」について、更に詳しく・・・
<骨質の構成要素>
(1)細胞成分 : 1.骨芽細胞 ; 骨基質を産生する(骨を作る)、かなり大きい細胞
骨基質の表面に存在
分化して、自身の分泌する骨基質の中に埋もれ、骨細胞となる
2.破骨細胞 ; 古くなった骨を溶かす(破壊する)、多数の核を持つ巨大細胞
3.骨細胞 ; 骨の維持 ← 詳しい機能は謎(!)
骨芽細胞が分化したモノ
骨芽細胞が分泌する骨基質の内側に存在
(2)骨基質 : 他の組織で言う所の細胞外基質のことを骨では骨基質と呼ぶ
骨芽細胞が分泌
有機質35%
・膠原繊維(=コラーゲン、タンパク質)95% ←80~90%とも、汗
・無定形基質5%
無機質65%
・カルシウム塩が主体
オマケ的(わかラボ比)に・・・ ↓
<骨のリモデリング>
・破骨細胞が古い骨を溶かし(骨吸収*)、骨芽細胞が新しい骨を作る(骨形成)
・骨は約200日かけて新しく生まれ変わる。
*骨吸収 : 骨の構成成分であるカルシウムが血中に放出され、血中のカルシウム濃度が上昇すること
(恐らく、骨「を」吸収するのではなく、骨「が」吸収「される」の意)
「溶かす」と言うのも、骨のカルシウムを血液中に放出すること。
・意義 : 1.支持性の維持
2.電解質バランスの調整
(画像の出典)
公益財団法人
環境科学技術研究所
第41号 骨の話
-その2:骨を形づくる細胞たち-
記事内容も非常に分かりやすい
→ 該当ページへ
・・・最初から、こう書いてある本が欲しい(涙)
アレやコレやと調べて書いているので、莫大な時間を浪費してます(汗々)
このペースで勉強したくないのに、ワカラナイコトだらけなので、全く進みません(涙)
でも、当人は、すごく分かった感が強いので、その点に限って言えば大満足なのですが。。。
でもでも、時間の割に全く学習が進んでいない現実は極めて深刻な大問題です(汗)
どう見ても、納得いく迄に時間が掛かり過ぎてて、精神に悪いです(涙)
そして、別な大問題は、
私の進んで行っている方向(学習内容)が、必要とされている内容とズレてる気が・・・
日々修正せねば・・・、です(汗)
昨日、本がドドドッと届きました。
午前中に注文して夕方に届く・・・
なんてスバラシイ!!
次回も「骨質」の話が続きますが、
副読本もチョコチョコと増えて来ましたので、
次からは、もう少しスマートに、短時間で済ませ(!)たいです。
2014-05-01 11:46
nice!(6)
コメント(1)
フサヲさんは真面目で勉強家だから、ちゃんと自分の理屈で理解できないと
納得できないんだと思います。偉いなぁ。
私は大抵のことはスルーしちゃってました。なかなか腹に落ちないんですよね。
by ChatBleu (2014-05-01 21:54)