＜前編＞「きゅるるん」な場所：Laboratorio de WAKAEDE：SSブログ

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＜前編＞「きゅるるん」な場所　[WA-KYA-shi] [編集]

てくてく・・・てく！？

キョーダイのセンセとランチ＆お茶する為に、
阪急の四条烏丸（１４番出口）から、堺町通を御所めざしてテクテク北上～

当初、「則克さん」と「松屋さん」で御菓子もろて、裁判所んトコロからバスに乗る予定だったのですが、
前日に地図を見ていると、あれま、「和久傳さん」も此の通り！！？、と小さな驚きが（苦笑）
・・・地下鉄「烏丸御池」から姉小路通を東へ～、の横（東西）移動しかアタマに無かった（汗）
でも実際、当日あるいてみますと、
錦市場を横切るわ、イノダコーヒーの本店もあるわで、更なる発見の連続でした。
（・・・いあ考えてみれば錦市場は当たり前、苦笑。そして、フサはコーヒーのめない、笑）

則克さん。

暖簾をくぐると、
８０ｃｍ幅ほどの狭い土間。
その土間より６０ｃｍほど高いトコロに、
２畳ほどの取継があって、その奥が工場。

取継には、御菓子の入った予約の紙袋と、
銘菓「浜土産」（はまづと、↓写真左）と、
蓋の閉まった黒い塗りの箱があるだけ。
中は、その日の御菓子でした（↓写真右）

上の御菓子（写真右）は、右上から下に、
きんとん「萩」、ういろ「菊」、
浜土産の中身、葛焼き「すすき」、
こなし「名月」、きんとん「菊」

店内右側の壁には、
御菓子の型がギッシリと並んでいました。

和久傳さん。

いつか奥の料亭に行ってみたいですが、
　　昼：７０００円、１万円、おまかせ
　　夜：１万５０００円、２万、おまかせ
今日は、手前の「おもたせ」屋さんで。

会計を待つ際に出して下さった、
「ひやしあめ」が、キンッと冷えてて、
甘くて、濃くて、めっさ美味しかったです！

松屋さん。

「則克さん」より広い取継に、
御予約の紙袋が並ぶだけ。
今日の御菓子は、銘菓「松風」だけ。
・・・たった、それだけ（笑）

（↓写真左）　地下鉄「四条烏丸」から、
則克さん→和久傳さん→松屋さん、と来て、
堺町御門に当たりました。
（↓写真右）　今更ながら堺町通の雰囲気。

で、曲がってチョイの、
裁判所の対面からバスに乗るハズでしたが、
お写真とっちゃえー！、てしてましたら、
バスに乗るのを忘れてしまいました（苦笑）
・・・しまった！！、と思った瞬間には、
バス停は彼方後方で既に見えない。。。
結局、時間に余裕があり過ぎましたので、
キョーダイまで歩くことにしました（笑）

朝の早い時間に雨がザザ降りだった為か、
ヒト少ない鴨川（↓写真左）と、
ヒトいーひん丸太町橋（写真右）。

で、１２時頃キョーダイに着き、近くでセンセとランチをし、研究室へ戻って御茶しました。

「則克さん」の御菓子。
重陽の節句の前日なので、菊の御菓子と、
中秋節が近いので、サトイモの御菓子と。
（名前は「名月」ですが）

菊は「ういろ」でしたが、
やっぱ「ういろ」は、山口のが良いです。
サトイモ（！）は「こなし」。
こしあん＋大和芋やったんかなぁ～、を、
蒸して練って、
優しくモチッとした生地「こなし」に、
こしあん（小豆）が包んであった思う（汗）

「和久傳さん」の御菓子。
左が、れんこん菓子の「西湖」。
右が、ささのか菓子の「希水」。

御土産は、御茶漬用の子持ち鮎やったのに、
この２コもセンセが持って帰らはりました。
・・・半分コでフサも食べたかったのに！！

西湖は、蓮根澱粉と和三盆、
丁稚羊羹みたいなカンジちゃうかな・・・
希水は、オオバコ相撲のオオバコと林檎、
葛ゼリーみたいなカンジちゃうかな。。。

そして大本命、「松屋さん」の御菓子（下の写真４枚）
いつでも御願い出来る様、１０年も前からケータイに番号いれてます（苦笑）
一子相伝、３６０年の御菓子。
この、お箱にセロハンテープをビャッ・ビャッ・ビャッと貼った、何とも言えぬシゴト感が好きです。
お箱パンパンに入った「松風」は、切れ目なんて入っていません。
白味噌の練り込まれた、「松屋さん」の「松風」は、
スポンジ調の生地がカステラより遥かにモチーッとしていて、むしろネチョーッとしているくらい（苦笑）
噛めば噛む程、クチの中で、まとまります（笑）
でも、風味豊かで、くどくなく、中毒性満点なので、好きなダケ切って、好きなダケ頂戴しました☆