（１）妊娠期００２（しくみ）：Laboratorio de WAKAEDE：SSブログ

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（１）妊娠期００２（しくみ）　[etapas de la vida] [編集]

　　　　　　　　　　＜視床下部＞　←　←　←　←　←

　　　　　５．GnRH　↓　　　↓　１．GnRH　　　　↑

　　　　　　　　　　＜下垂体前葉＞　　　　　　　　　↑

　　　　　６．LH　　↓　　　↓　２．FSH　　　　　↑

　　　　　　　　　　＜卵　　　巣＞　→　４．フィードバック　　↑

７．プロゲステロン（黄体から） ↓　　　↓ ３．エストロゲン（卵胞から、排卵）

＜子　　　宮＞

↓　　　↓

８．黄体が白体に、月経　　　８．着床（＝妊娠）　　

○性腺刺激ホルモン（ゴナドトロピン）放出ホルモン　

・gonadotropin releasing hormone（ゴナドトロピン・リリーシング・ホルモン）、GnRH
・視床下部より分泌
・卵胞刺激ホルモン（FSH）と黄体形成ホルモン（LH）の脳下垂体前葉からの分泌促進
　　　　←　FSHとLH　：　性腺刺激ホルモン（ゴナドトロピン）

○卵胞刺激ホルモン

・follicle stimulating hormone（フォリクル・スティミュレイティング・ホルモン）、FSH
・脳下垂体前葉より分泌
・卵胞の発育促進
・エストロゲンの分泌促進

○エストロゲン

・卵胞より分泌（卵胞期、低温期）
・女性の第二次性徴発現
・子宮内膜の増殖促進
・排卵促進
・乳腺の発達促進
・骨吸収抑制

○黄体形成ホルモン

・luteinizing hormone（ルーティナイジング・ホルモン）、LH
・脳下垂体前葉より分泌
・排卵促進
・黄体形成促進
・プロゲステロンの分泌促進（男性ではテストステロンの分泌促進）

○プロゲステロン

・黄体より分泌（黄体期、高温期）
・排卵抑制
・受精卵の着床準備
・乳腺の発達促進
・妊娠の維持

○排卵

・成熟卵胞より卵母細胞が飛び出すこと

○黄体

・空になった成熟卵胞が変化したモノ

○受精

・卵子が排卵より１２～２４時間後に精子に出会うと成立
・卵管で起こる
・受精能力は、卵子が２４時間、精子が７２時間
・最初、２億個ほど存在していた精子は卵管に到達するまでに約５０００分の１（４万個）になる

○着床

・受精卵は、受精後、２～３日かけて子宮へ移動し、６～７日目（大きさ０．２ｍｍほど）には着床する
・着床を以て妊娠の成立と看做す（妊娠とは受精卵の着床から分娩までを言う）

○ヒト絨毛性ゴナドトロピン

・human chorionic gonadotropin（ヒューマン・コリオニック・ゴナドトロピン）、hCG
・妊娠初期（１０週頃まで）に高濃度　→　妊娠検査に用いられる
・黄体の保持促進（分解抑制）　←　胎盤からプロゲステロンの分泌開始までプロゲステロンの産生維持
・絨毛は母体血に触れる唯一の器官

＊オマケ（わかえでラボ比）＊

○脳下垂体前葉から分泌されるホルモン６種

・甲状腺刺激ホルモン（thyroid stimulating hormone＜サイロイド・スティミュレイティング・ホルモン＞、TSH）
・副腎皮質刺激ホルモン（adrenocorticotropic hormone＜アドレノコルチコトロピック・ホルモン＞、ACTH）
・卵胞刺激ホルモン（follicle stimulating hormone＜フォリクル・スティミュレイティング・ホルモン＞、FSH）
・黄体形成ホルモン（luteinizing hormone＜ルーティナイジング・ホルモン＞、LH）
・成長ホルモン（growth hormone＜グロース・ホルモン＞、GH）
・プロラクチン（prolactin＜プロラクチン＞、PRL）

○脳下垂体中葉から分泌されるホルモン１種

・メラニン細胞刺激ホルモン（melanocyte-stimulating hormone＜メラノサイト～＞、MSH）

○脳下垂体後葉から分泌されるホルモン２種

・バソプレシン（vasopressin）
　　←　抗利尿ホルモン（Antidiuretic hormone、アンチディユレティック・ホルモン、ADH）とも
・オキシトシン（oxytocin、OXT、OT）

2014-05-06 09:57 nice!(12) コメント(7)