アキの＜おできゃけ＞：Laboratorio de WAKAEDE：SSブログ

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アキの＜おできゃけ＞　[viaje de 2018] [編集]

黄檗宗（おうばくしゅう）大本山　萬福寺（まんぷくじ）さん！！

・・・って言われても、？？？、でも、
＜インゲン豆を日本に伝えた隠元（いんげん）禅師の御寺＞
と言われれば、なんだか分かった気になるフサヲです、笑
現在、黄檗宗は禅宗の一宗ですが、
ニホンに伝わった当初は、
臨済宗の一派；臨済宗黄檗派やったそです。

・・・で、何しに萬福寺さん行きましたか言いますと、
普茶（ふちゃ）料理を頂きに、でした！普茶料理とは、
あまねく（普く）大衆と茶を供にする精進料理です。
日本の質素（？）な精進料理とは異なり、
中国風なので華やかであり、
皆で楽しく感謝して頂く御食事です。

←は、禅宗なので、五観の偈（ごかんのげ）いう、
要するに、感謝しながら食べろ、いう戒律でございます。

お皿はコレ以上くれません。　　　　　　　　　　　筝羹（シュンカン）：旬の野菜や乾物の煮物

麻腐（マフ）：ごま豆腐　　　　　　　　　　　　　浸菜（シンツァイ）：淡味の一皿

・「筝羹」の左下は、よ～く漬かって水分が充分に抜けた御豆腐の味噌漬けでした。
また、手前の＜かまぼこ＞は、「長芋の炊いたん」に、
エビの入って無い「えびせん」を、ふやかして、のした（のせた）カンジでした（標準語しゃべれない）
・今回の「浸菜」は、湯葉いり蒟蒻の酢味噌あえ、インゲンの黒ゴマあえ、じゃが芋の酢の物でした。

もどき：精進食材を使って肉や魚に見立てた料理　　油じ（ユジ）：衣に味の付いた天婦羅ゆうか唐揚げ

雲片（ウンペン）：野菜の切れ端を食べる葛とじ　　もどぎ：表面が湯葉な、山芋と大豆の＜うなぎ＞　　　　　　

・「もどき」の唐揚げみたいなんは、味付けした湯葉を濃い味のする衣で揚げた＜鶏の唐揚げ＞。
＜ローストビーフ＞みたいに見えるんは・・・、むしろ、奈良のユズ巻き柿ではなかろうか。。。
その左横の白いヤツは、長芋と昆布で作った＜あわび＞でした。
その下とかの＜栗の若いイガ＞は、茶素麺で作られてました！
・「油じ」の赤いヤツは、紅ショウガとコーンの揚げ物。紅ショウガは酸っぱいのに、衣が甘い。
上の白いヤツは大根の揚げ物、はやり衣は甘い。その横は茶葉の入った衣で揚げたゴボウ。
その横は、味付けした高野豆腐を揚げたん。その下は、滋賀の赤コンニャクの揚げたん。
その下は、抹茶を入れた衣で揚げた子芋。その左隣は、甘く炊いたリンゴの揚げたん。
・「雲片」は、銀杏がタップリ入ってて、下は揚げた御素麺でした！

食べかけの、栗ご飯（汗）　　　　　　　　　　　　食べかけの、お漬もん（汗々）

寿免（スメ）：澄まし汁　　　　　　　　　　　　　水果（スイゴ）：果物と甘味

・「お漬もん」は、紫蘇の入ったタクアン、紅ショウガが埋まったウサギ型ベッタラ漬け、
ヒョウタンのシバ漬け、フツーのシバ漬け、でした。
・「寿免」は、塩抜きした梅干をシロップで炊いて衣つけて揚げたんと、
「がんもどき」みたいな＜唐揚げ＞が入ってて、トロミも付いてました！
わざわざ塩抜きした梅干をシロップで炊かへんでも、
最初からシロップで炊いた青梅つかえばエェやん、てフサは思ったのですが、
ソレやと赤い色が出されへんのちゃう？？、いう話になりました（汗）

そして好きなモノが最後に残るフサヲ・・・　　　　と、食べきれなかった御茶請け

残ってるのは、ごま豆腐、湯葉、ヨモギの生麩（笑）

そして再び唐突に御土産（笑）　　　　　　　　　　シレッと八幡（ヤワタ）の石清水八幡宮にも寄って来た

萬福寺さん　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヤワタの八幡（はちまん）さん

八幡（ヤワタ）の八幡（はちまん）さんの御遣いは、ぽっぽー（鳩のフサ語）です。
御朱印の八の字も、書き手に拠って、ぽっぽー具合が違います☆
・・・因みに、左上の御写真；左側は萬福寺さんのホテイ様ですが、
右側には、建仁寺塔頭（たっちゅう）両足院さんのビシャモン様に友情出演ねがいました。
両者共に、おみくじ、ですが、八幡（はちまん）さんの、ぽっぽー、は、土鈴です（笑）
真ん中の丸いヤツは、数珠巡礼のツゲ玉・・・、今回で８個目です。
お数珠に成る日ぃは遠いです。。。
右上の御写真；左側は、普茶料理で頂いた、ヒョウタンのシバ漬け、と、仏手柑（ぶっしゅかん）の飴です☆

2018-11-02 01:32 nice!(16) コメント(7)