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ジンジャで若菜(七草)粥、オテラで抹茶(その2) [KIOTO]


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おみくじ2体☆





霊源院さんには13時半過ぎに着いたのですが、まだ戴ける、とのことでしたので、
御茶室:也足軒(やそくけん)にて、住職の御点前を頂戴してきました!(1席1000¥en)
(1日5席限定なハズやのに・・・、汗)

霊源院さんの御茶室は、庭から入る草庵みたいな一軒家ではなく、建物内の一室で、
本堂から、にじり口を通って入ります。

入る時、指輪は外して下さい、と言われたので、マサカ・・・、とは心したのですが、
やっぱり御茶碗、200年前の名品で、1両=10万¥enやとすると、
現代価格1000万¥enのイッピンでした。。。

もぉ、親分(!)の建仁寺さん開祖;栄西さんが、お茶を中国より日本へ持ち帰った「茶祖」であるが為、
お茶にまつわる全ての格が異次元でした(汗々)

御茶碗だけでなく、他にもヒョイヒョイと名だたる品を見して(手に取らして)下さったのですが、
正確に覚えているのは<ナンタラ友湖>だけ。。。
住職が、袋ばっかり作ってる、て教えて下さったので、
巣に戻ってから試しに<友湖 袋>で検索したら・・・、んっまー、ビックリ!!
<千家十職(せんけじっそく)、袋師、12代目>てヒットする・・・!
平たく言っても、
<三千家(さんせんけ)の茶入(ちゃいれ)を包む仕服(しふく)を作る人>って、もはや迷文。。。
茶入って棗(なつめ)と何が違うん??、思いましたら、
棗は薄茶用で塗物、茶入は濃茶用で焼物、なんですって!!
・・・いあー、でも住職は、茶入に薄茶いれてやったで??、蓋もアレ、象牙っぽかったし。。。

あ・・・、で、肝心の御茶席は、懐紙を貰って御菓子の壷から塩芳軒さんの花びら餅を1袋とり、
黒文字も御取り下さい、言われたけど、<御菓子、手づかみでどうぞッ>、でした!

・・・この、<塩芳軒さんの御菓子>のチョイスにも由緒があり、
霊源院さんの勧請開山(徳が高いから創建者になってと請われた人);龍山徳見和尚が中国から帰国する際、
くっついてきた林淨因さんが日本で初めて饅頭を作ったヒトと言われているのですが、
この林淨因さんの流れを汲む御菓子屋さんの別家さんが塩芳軒さんなんやそうで。。。

いっこ、あー、ヤッパそーくんねや~、と思ったのが、
飲み終わった後の御茶碗に、住職が柄杓で一杯、お湯を入れてくれました。
やっぱり禅寺ですので、タクワンこそ無けれど、最後は洗って飲むんですね・・・!!
妙に感心した1シーンでした(笑)

御茶室は、大名をもてなすシツラエでした・・・
もぉ、全部1個ずつ解説してもらわな分からんフサヲでした(汗々)





トップの写真は、
前回の若一神社さんで引いた、50体限定(・・・7日でも残ってた、汗)の干支みくじ(右)、と、
建仁寺さんの塔頭;禅居庵の摩利支尊天堂さんの、亥おみくじ(左)。
亥は摩利支天の御使いなんやそうです。





<前記事にコメントを有難うございます☆>
・しゃぶさん : お忙しくされてるんですね・・・ 忙しい時ほどシッカリお休み下さいね!!
・mutuminさん : 若一神社さんは無料でしたよ~(・・・今年は中止でしたが、汗)
・土芽さん : 七草のトコロもあれば、小豆のトコロもあるっぽいです (。^ ^。)゛


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土芽

指輪を外したとしても、恐れ多くて私には無理(><)
いや普通に御点前も無理か(-_-;)
by 土芽 (2018-01-09 19:14) 

ChatBleu

あわわわ。そんなすごいもの、こわくて、よぉ持てまへん。
ビビッて味もわからなくなりそうです。

桜えびもしらすも、生って生産地の近くで、しかも、桜えびは
漁の時期にしか食べられないんですよー。

by ChatBleu (2018-01-09 21:11) 

mutumin

そんな大事な物を出すんですね。手が震えちゃう!
今年、まだ花びら餅食べてません!好きなんだよね~
by mutumin (2018-01-09 21:16) 

HOTCOOL

逸品はさわれません・・・
by HOTCOOL (2018-01-10 04:19) 

そらまめ

干支みくじ、かわいいですね。
いのししくん、来年の分かと思ったのですが
そうじゃないんですね(笑)

by そらまめ (2018-01-10 09:00) 

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