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よめない/よめる [182]



真夜中に猫は科学する エクレア教授の語る遺伝や免疫のふしぎ

真夜中に猫は科学する エクレア教授の語る遺伝や免疫のふしぎ

  • 作者: 薬袋 摩耶
  • 出版社/メーカー: 亜紀書房
  • 発売日: 2015/04/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

けっきょく読めなかった・・・





極度に<小説>の読めないフサヲは、センター模擬や過去問の国語で、
小説は設問1(語句の意味)以外で点数を取れたオボエがありません・・・
「(会話)」が出てくると、途端にダメです(涙)
(やからブンガクブ、ソツギョウできひんかったんや思いますー、笑)





・・・で、素直にコッチ↓にしときました(苦笑)

廣松渉 哲学小品集 (同時代ライブラリー (276))

廣松渉 哲学小品集 (同時代ライブラリー (276))

  • 作者: 廣松 渉
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1996/08/12
  • メディア: ペーパーバック

とは言え、廣松センセイにホンキ出して書かれると、フサには太刀打ち出来なくなるので、
取り合えず、2冊の新書(!)に挑む前の準備運動に読みました(汗)
・・・廣松センセイの為人が強烈に伝わってくる1冊でした☆







現在は、今更(!)コチラ↓を読んでいます・・・(汗)

歴史とは何か (岩波新書)

歴史とは何か (岩波新書)

  • 作者: E.H. カー
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1962/03/20
  • メディア: 新書

・・・あぁ、ガクブセイ必読中の必読書(汗) むしろ、コーコーセイで読みなはれ的な(汗々)
キホン、幾太郎センセイのニホンゴは読みやすいのですが、如何せん原著が講義という話し言葉(汗)
コレを読了したら、次も今更ながらインセイ必読中の必読書(上下2冊)を読まねばー、です(汗々)







・・・って、ブンケーの本ばかり読んでいるワケには行かないので(汗々)

medicina 2017年 4月号 総合内科医の必修臨床問題182問

medicina 2017年 4月号 総合内科医の必修臨床問題182問

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 医学書院
  • 発売日: 2017/03/21
  • メディア: 雑誌

月刊誌なのに182題、1日6題は解かないと来月号が出てしまう・・・
まだ第1問目しか解いていませんが、

   74歳女性(・・・ドッカで聞いたコトある年齢、汗)、主訴「体重減少」
   現病歴、既往歴、生活歴、家庭歴、身体所見、検査所見がイロイロと書いてあって、
   (特に既往も誘因も無く、半年で進行性の体重減少を来した70台女性)
   問題:最も考えられないのはどれか、1つ選べ  ・・・とな(汗)
   a 結核  b うつ病  c 悪性腫瘍  d 感染性心内膜炎  e 甲状腺機能亢進症



<おさらい>

a 結核とは、ヒト型結核菌の空気感染による感染症。全身の臓器に起こりうるが肺結核が最も多い。
2類感染症。多くの場合、一次結核は自然治癒するが、病巣内で結核菌は冬眠状態で生き続け、
免疫が低下した時に二次結核を来す。
肺結核では、呼吸器症状(咳、痰、血痰、喀血、胸痛)、
全身症状(発熱<微熱が多い>、盗汗<寝汗>、全身倦怠感、体重減少など)を認める。
炎症所見は、肺炎より軽度か、全く認めないことも。画像診断で肺に「影」が映る。
抗結核薬は、イソニアジド、リファンピシン、ストレプトマイシン、エタンブトール、ピラジナミド等。

b うつ病とは、抑うつ気分、興味や喜びの喪失を主な症状とする気分障害。障害有病率は約10%。
遺伝的素因に、環境因子や身体の変化が加わることで発症すると考えられている。
セロトニンやノルアドレナリンといった神経伝達物質の低下が原因とも。
抑うつ気分、興味や喜びの喪失、不眠/睡眠過多、体重減少/増加、精神運動制止、焦燥、易疲労性、
気力・思考力・集中力減退、無価値観、過剰な罪責感、自殺念慮、
微小妄想(罪業妄想・貧困妄想・心気妄想)、午前中はロー/夕方以降はハイ。
甲状腺機能低下症、多発性硬化症、クッシング症候群、認知症、脳卒中などの鬱状態と鑑別が必要。
抗うつ薬は、選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)、
セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI)等。
睡眠薬、抗不安薬、抗精神病薬を併用することも。

d 感染性心内膜炎とは、主に細菌(特に緑色レンサ球菌)が心臓の弁と内膜で感染を起こした病態。
抜歯で入ることが多い。尿道カテーテル、心臓手術、不潔な静脈注射なども。
疣贅(所謂るイボ)、フィブリン沈着物、膠原線維などの病変が破裂して、全身で塞栓症を起こす。
脳梗塞、脳出血、脾動脈・腸管動脈・腎動脈梗塞、点状出血、爪下線状出血斑が起こる。
間欠的な発熱、食欲不振、体重減少、関節痛など。心雑音が聴取されるか変化する。貧血など。
抗菌薬を投与し、適切な時期に外科治療を行う。

e 甲状腺機能亢進症とは、甲状腺ホルモン(TSH)が過剰生産され、
甲状腺中毒症状(頻脈、動悸、多汗、代謝亢進、体重減少、手指振戦など)を呈する病態。
バセドウ病は、抗THS受容体抗体やTHS受容体刺激抗体による自己免疫性疾患。
メルゼブルグ3徴とは、甲状腺腫、眼球突出、頻脈。
血中濃度はTの方が濃いが、ホルモン活性はTの方が強い。
抗甲状腺薬は、チアマゾール、プロピルチオウラシル。肝障害と無顆粒球症に注意。
若年者では亜全摘術、中年以降では放射性ヨード治療。



<ぽいんと>

・病的な体重減少とは、無意識または意図せずに見られる体重減少のこと。半年から1年で5%以上減少。
 その原因は、食事摂取量不足、食欲低下、サルコペニア(生理的な筋肉量減少)、
 カヘキシー(悪液質;病的な筋肉量減少。疾患に伴う栄養失調による衰弱)
・選択肢は何れも体重減少を来し得る疾患。
・高齢者のうつ病では、精神症状よりも身体症状(不眠や体重減少)が全面に出ることが多い。
・高齢者の体重減少(頻度順):悪性腫瘍、良性の消化管疾患、精神疾患、原因不明
・高齢者では、甲状腺機能亢進症でも食欲低下は珍しくない。
・薬剤性の食欲低下→体重減少も忘れない。



・・・ベンキョーしなならんコト、フクシューせなならんコト、いっぱいです(汗)
あ、でも、フサはイシャぢゃないので、<診断>するのは御法度です(笑)


nice!(13)  コメント(7) 

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コメント 7

mutumin

本は苦手でなかなか読みません。だからって漫画もほとんど読みません。
by mutumin (2017-03-30 20:14) 

ChatBleu

私と逆だ(^^;)
小説の方がサクサク読めて、実用的なものとかは進まないの!
by ChatBleu (2017-03-30 23:02) 

Ja-Kou66

1番上の本、ちょっと気になります。
活字はねぇ・・・母娘揃ってナナメ読みニンゲンです。
そして、母娘してベストセラーといわれている本のほとんど
途中で挫折です・・・。一体これらのどこが面白いのか・・・
by Ja-Kou66 (2017-03-31 01:11) 

ponnta1351

うわ~専門的な物はダメ。昔読んだ小説を読みなおしているの。漱石の「心」終了。有島武郎「ある女」今途中。
by ponnta1351 (2017-03-31 12:55) 

ひでぷに

もう何年本を読んでないんだろう...
雑誌や漫画を含めても、最後に本を買ったのはいつだか思い出せません(-_-)ウーム
オベンキョー、大変そうですね~(◎_◎;)
by ひでぷに (2017-03-31 21:28) 

HOTCOOL

難しい本ばかりですね。
岩波って書いてあるだけで引きそうです・・・
by HOTCOOL (2017-04-03 04:12) 

フサヲ

*mutuminさん*
私も、がんばって(?)小説にトライしようとはするのですが、
手に取ることすら、ハードルが高いです(汗)

*しゃぶさん*
・・・ですよね(汗)
でも、私、小説は全く読めません・・・!!(苦笑)

*Ja-Kouさん*
速読をするには予備知識が無いと出来ないって聞きます!!
すんごく憧れるのですが、フサは音読のスピードを超えられません(涙)

*ponntaさん*
あー!  私も、その時代の文学作品やったら読みたいです~☆
あ、あと、もっと思いっきし古典やったら読めます(苦笑)

*ひでぷにさん*
本代の出費さえなければ、フサ蔵省はフツー運営なハズです・・・!!
4月の教科書代とか、ほんま恐怖です(汗々)

*HCさん*
私は、新潮文庫がヨメナイです・・・
今は違うとも聞いていますが、余白の無い圧迫感が無理です(涙)
by フサヲ (2017-04-03 18:29) 

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